有機農業という言葉に、私が初めて触れたのはいつのことだったか、はっきりした記憶はありませんが、おそらく漫画の「美味しんぼ」だったような気がします。有機農業ではありませんが「緑健農法」さんのトマトが出た回を覚えています。思えばあの頃の海原雄山は、より傲慢さが溢れる悪役でしたので、反省して認めた感に説得力がありました。
有機農業が一般的になったのは、あの作品の功績が大きかったのではないでしょうか。個人的には、有機農業を社会問題的な面からはもちろん、美味しさという魅力の紹介の面からも取り上げたのが大きかった、と思っています。
他にもグルメ漫画はいっぱいありますが、あのような魅力を持っている作品はもう二度と出て来ないのでは。長期間にわたる連載で、マンネリ感があったのは否定できませんが、福島原発の問題で打ち切りになってしまったのはくれぐれも残念です。漫画という土俵上で、社会問題とエンターテイメントを上手に融合する作品の先駆けになったのは間違いないかと。
香川県善通寺市のハイフィールズファーム(HFF)では、大麦の糠(高畑精麦の加工副産物)等を使って、オーガニックな農業を営んでおります。無農薬野菜や自然食にご興味ある方は、どうぞご連絡下さい。
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