私は、無農薬・無肥料の自然農法にあまり興味はないのですが、世間一般では賛否両論あるようです。特に目立つのは、肥料をやらなければ育つのか、という疑問と、肥料をやらなくても自然の力だけで育つあり方が正しい、という肯定のようです。
私自身は、育てた野菜の中で良く出来たものの種を採取して、自分の圃場に合うものを選抜していく、自家採種という技術や、時間をかけて無理をせずに土を変えていく、という考え方には賛同できるものがあります。その反対に、ミネラルバランスが極端に狂っている圃場では、その矯正をある程度しなければ、いつまで経ってもきちんとできないのでは、という疑問もあります。
ただ現時点では、農学的に自然農法の有利性を証明する手段が、あまり無さそうで、それが危険性回避の考えと両立して、もやもやした現状を生み出しています。結局は信じたいものを信じるしかない、ということになりますが、むやみやたらに結論に飛びつく、ということだけは避けるべきかと思います。
香川県善通寺市のハイフィールズファーム(HFF)では、大麦の糠(高畑精麦の加工副産物)等を使って、オーガニックな農業を営んでおります。無農薬野菜や自然食にご興味ある方は、どうぞご連絡下さい。
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