あちらこちらから資材を安く手に入れる、というのはかなり好きです。片付の手助けになるような状況であれば、大体なんとかなります。ただ、これは農業をやめられる方が多い、という現実の反映でもありますが。
もちろん、役に立ちそうだから、と何でもかんでも手を出せば、ろくなことにはならないので、気を付けてはいます。気が付けば、自分がゴミをため込んでいた、というようなことだけは避けたいものです。
そんな私ですが、有効活用と循環とは合致しない部分もある、とは思っています。循環システムの中にあるものは、寿命が終わればそのシステムの構成材料の一つに戻ります。野菜が枯れて土に戻るように。有効活用は、仮初の命を与えて寿命を延ばしているように思えるのです。
だからと言って、否定しているわけではありません。ただ、根本的な矛盾を無視して、美徳化するのが嫌なだけなのです。有機農業を単純に美徳視すること、の否定と通じたものがあるのでしょう。
香川県善通寺市のハイフィールズファーム(HFF)では、大麦の糠(高畑精麦の加工副産物)等を使って、オーガニックな農業を営んでおります。無農薬野菜や自然食にご興味ある方は、どうぞご連絡下さい。
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