今年のというより今年も、秋冬野菜は少なくて情けない状態です。主たる農産物のジャガイモは増産しておりますが、他のものはチョビチョビです。

夏の緑肥で耕盤破砕を一気に推し進めたかったので、耕作可能な圃場が少ないのと、単純に販売力が足りないからです。

有機農産物は、害虫害の少ない冬に、ドドーンと作られて出荷されます。直売所をのぞいてみると、供給過剰気味な感じとなります。ですので、売れ残りのロスも当然多くなります。売り上げは大きくなるのですが、労働コストを考えると喜んでばかりもいられません。

もちろん、きちんと販路を確保していれば良いので、この負け犬が言い訳するなっ、と言われても仕方ありません。まあ、後ろから石を投げつけてやりますが。

というわけで、今回の秋冬野菜は、どうやったら端境期に出せれるものを作れるか、といった実験的な趣が強いです。年々この傾向が強くなっておりますが。

ただ、暖冬の影響で思ったよりも野菜の成長が速いです。どれだけ経験値を貯めれるかはまだまだ微妙です。

香川県善通寺市のハイフィールズファーム（ＨＦＦ）では、大麦の糠（高畑精麦の加工副産物）等を使って、オーガニックな農業を営んでおります。無農薬野菜や自然食にご興味ある方は、どうぞご連絡下さい。

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