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去年から、親会社の美観整備作業で出た刈草を圃場に投入しています。年に2・3回それなりに大量に出るので、どうにかして使えないかと、試行錯誤中です。

去年は、緑肥作物の播種のために、早々に鋤き込み、土壌中でガス湧きを起こしてしまい、緑肥の根の成長異常を起こしてしまいました。今年はじっくりと地表部で分解させるつもりです。

現時点での予定では、麦かすや廃菌床を敷いた刈草の上に撒き、ハンマーナイフで粉砕しながら、撹拌していくつもりです。大小の有機物を混在させて、分解に必要な気相を確保していけたら、と考えています。

通常の地力回復に必要な量の問題だけなら、麦かすや緑肥作物で充足はします。ですが、地力がかなり不足している場合、投入量を増大するには、麦かすなら気層の不足、緑肥作物なら発生量の限界、両者の組み合わせなら作業時間の制約、といった問題があるので、解決策になれば有難いです。

香川県善通寺市のハイフィールズファーム(HFF)では、大麦の糠(高畑精麦の加工副産物)等を使って、オーガニックな農業を営んでおります。無農薬野菜や自然食にご興味ある方は、どうぞご連絡下さい。

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