私は別に理想主義者ではないので、社会はこうあるべきだ、という考えは特にはありません。また、地方で農業をやっているだけで、偉そうなことを語れる知識は、私には全然ありません。
ただ、現在の国内外の経済成長の状況を考えると、市場原理主義の限界を感じずにはいられません。地域復興を起こしても、国内でのパイの取り合いに過ぎず、よりそのために投資を重ねていかねばならないのではないか、と思えるのです。
様々な分野でのニッチな部分やイノベーションによる可能性は、まだまだあると思います。しかし、先進国になればなるほど、経済成長で幸福になれる、という幻想が通じなくなっているような気がするのです。
大げさかもしれませんが、市場原理主義は、人類の存続のために必要な、人口増加のツールとしては、ある程度までは有効ですが、そこまでな気がします。次のステージ、というと少し気恥ずかしいですが、幸福感を感じられる世界への実現ツールには向かない、と思っています。
香川県善通寺市のハイフィールズファーム(HFF)では、大麦の糠(高畑精麦の加工副産物)等を使って、オーガニックな農業を営んでおります。無農薬野菜や自然食にご興味ある方は、どうぞご連絡下さい。
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