今の日本では農業のみならず、いろんな分野で人手不足が問題となっています。その反面、正社員になれる機会も少ないということですので、労働時間や労働期間が変則的になっていることの影響か、とも思います。
農業法人では、一般的に研修生を募集しますが、私は基本的にそのやり方を取りたくありません。労務管理に費やす時間と人件費を抑えたいのと、研修生は、多くの技能を身に着け、数年で独立したい、という希望が弊社の労働環境とは合わないのです。
そのために、特殊な技能を使うような作物の栽培を避けたり、コストが許す限り機械化の方向で取り組んでいます。しかし人を使わざるを得ない作業もあり、その時だけアルバイトやパートの方を使うつもりです。
このような考えは、そんなに珍しくはないでしょうが、それをどこまで徹底できるか、という点で、いろいろとノウハウが必要となってくるのではないか、と考えています。私が進めている作業の平準化や省力化もそういった人を使うノウハウと結びついてくる、と考えています。
香川県善通寺市のハイフィールズファーム(HFF)では、大麦の糠(高畑精麦の加工副産物)等を使って、オーガニックな農業を営んでおります。無農薬野菜や自然食にご興味ある方は、どうぞご連絡下さい。
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