自分の年齢を振り返り、若くして亡くなった知人の方が数名おられることがきっかけやもしれませんが、農業の最終ゴールについて最近ちょっと考えることがあります。後世に何か残せたら良いな位で、強い意欲があるわけでもなく、自分らしくやれたらそれでいい、というのが今までの考えでした。

衰退状態にある農業を通して見る社会に、おぼろげながら行き詰まりを感じているので、何らかの社会システムを構築できれば良いかな、とは思っています。人生とは結局幸福感を味わえれば良い、と思っているので、幸福感を提供できる様な何かを。

まあ人によって幸福感の有り様は違うとは思うので、まずは自分の幸福感を充足できるシステムということになります。ゼロの状態から始めるのはきついので、どこかにモデルシステムがないかな、と探すことからになるでしょう。

それを、自社農園、街作り、人作り、国作り、といった、どんな分野のどんなスケールのどんなシステム、を設定するかはまだまだ未定ですが。小さいとつまらないし、大きいと大変だし、しばらくは探し出すのが課題となるのでしょう。

香川県善通寺市のハイフィールズファーム（ＨＦＦ）では、大麦の糠（高畑精麦の加工副産物）等を使って、オーガニックな農業を営んでおります。無農薬野菜や自然食にご興味ある方は、どうぞご連絡下さい。

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