以前、食品の大きな展示会で、有機農業で作ったお茶を試飲したことがあります。あまり味に特徴はありませんでした。
そのメーカーの方に、慣行農業の茶葉から作ったものと、味の違いを聞いたところ、気まずそうに、いやあまり違いは無いのですが・・・、との返事でした。展示会には、他にも有機農業の茶葉のお茶がありましたが、特に特徴は感じませんでした。
その経験を、研修生時代に話したところ、ある人に、そんなことはない、有機のものは美味しいんだ、とムキになって反論されたことがあります。あまり相手にしなかったので、不服そうにしていましたが、どうも有機加工食品の事業に失敗していた人みたいです・・・。
その後、飲料メーカーに務めていた方に、お茶の加工はデリケートなので、そういったこともあり得る、と教えてもらいました。後日、お土産で、加工も味も全く違う、美味しいものを頂いたこともあり、一連のことに納得がいった次第です。
中途半端なものは相手にされない、厳しい時代です。なので、私が加工食品に手を出すのは、まだまだ先になりそうです。
香川県善通寺市のハイフィールズファーム(HFF)では、大麦の糠(高畑精麦の加工副産物)等を使って、オーガニックな農業を営んでおります。無農薬野菜や自然食にご興味ある方は、どうぞご連絡下さい。
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