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イタリアンライグラス・ソルゴー・セスバニアといった大きく育つ緑肥作物を使うのは、言うまでもなく、耕土層の化学性・物理性・生物性の改善や作業の省力化、のためです。ですが、そういった現実的な目的以外にも、夢想することがあります。

ファンタジーぽい考えですが、緑肥植物の根が、地下の中で一種の経路にならないか、というものです。例えば、セスバニアのように、根が長く伸びる植物には、耕盤層を突き抜けさせようとしたりしていますが、そうなると空気や水が伝わるようになります。

ちなみに、耕盤層とは、作土層の下にある硬く締まった冷たい層で、地上からの鎮圧で出来てしまう、といわれているものです。排水性が悪いのは、この層が原因となるとのことです。

硬くて締まって冷たいということは、動きが無い、ということでしょうから、根が広がり、刺激を与えたら、その結果、何かが違ってくるようにならないか、と思っています。そして、耕盤層の下の層にも繋がれたら、より変化が起きないか、とも。

香川県善通寺市のハイフィールズファーム(HFF)では、大麦の糠(高畑精麦の加工副産物)等を使って、オーガニックな農業を営んでおります。無農薬野菜や自然食にご興味ある方は、どうぞご連絡下さい。

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