ブログ

今回の堆肥モドキ作りの主材料はクズ麦で、籾殻と似たような硬い皮をかぶっておりますから、なかなか分解が進みません。ちなみに学術用語的には、善玉菌の活動を、好気的環境では分解、嫌気的環境では発酵と呼ぶみたいです。ですので、こういった場合では分解と呼ぶのが正しいみたいです。

これは初めから予想していたことでありましたので、二種類の麦の産業廃棄物の混ぜ込みをしています。一つは麦の内側の、白い部分の削りかすが、水に溶け込んでドロドロとなったものです。もう一つは、麦の粉塵でかなり細かく粉砕されたものです。

前者は発酵をしており、pHが4位なので、腐敗はしていませんが、かなり酸っぱい匂いがしております。もう一つは外側の籾殻的な外皮の粉塵と、内側の白い可食部分の粉塵の混じり合っています。

この二つを混ぜ込めば、水分が確保されやすくなり、摩擦係数が増大して堆肥モドキが山になりやすくなるか、と考えています。クズ麦の外側から菌が浸食していけば、後はなんとかなるかと考えてやっております。

香川県善通寺市のハイフィールズファーム(HFF)では、大麦の糠(高畑精麦の加工副産物)等を使って、オーガニックな農業を営んでおります。無農薬野菜や自然食にご興味ある方は、どうぞご連絡下さい。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。