山下塾長は、現場主義の方でしたので、現場以外で技術的なことを聞くと怒られました。現場で聞けといつも言っちょろうが、という訳です。その時にいなかったので・・・、という、火に油なコトは、ええ申せませんでした。

というわけで、研修を終えてから、塾長に電話して質問するときには、いつもビクビクものでした。ですが、意外なことに、電話での質問で怒られたことはありませんでした。まあ、呆れられることばかりだったのかもしれませんが。

就農してみると、確かに現場で質問しないとダメだろうな、と実感するようになってきました。複雑な全体の過程の流れの一部をを切り取って質問するのは、さらなるミスリードの原因にもなりかねません。他の仕事でもそうでしょうが、農業では、そういった情報の読み取りが難しいな、とつくづく思います。

そんな知識・技術・経験等の必要なものが全然足りない未熟者ですので、不安にかられての電話でしたが、そんな不安を明るく笑い飛ばしながら応えて頂けたのは、本当に有難いことでした。

香川県善通寺市のハイフィールズファーム（ＨＦＦ）では、大麦の糠（高畑精麦の加工副産物）等を使って、オーガニックな農業を営んでおります。無農薬野菜や自然食にご興味ある方は、どうぞご連絡下さい。

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