私が作る堆肥の主な材料は、親会社から出る廃棄物なので、大麦由来のものが主体です。今までは、粉砕された状態のものが多く、圃場に直接投入していたのですが、今回はクズ麦が主体で、吸水をあまりせず分解に時間がかなり掛かるか、と考えたので堆肥化することに決めました。
家畜糞を大量に使えば違ってくるのでしょうが、周囲の環境や圃場のミネラルバランスが気になるので避けています。水分としては雨頼りになりますが、親会社からの廃棄物の中に酪酸発酵しているかと思われるドロドロしたものがあるので、そういったものでなんとかなるだろうと。
それら以外では親会社の方から、美観整備のため、年に二回ほど大量に刈草が出るので、その使用も考えています。窒素分としては麦の粉末の中に米糠と同程度のものがあるのと、知人からのルートで廃菌床がもらえるのでそれでいけるかと。
うまく使いこなせるかどうかはまだまだ未知数ですが、意外といろいろな可能性はあります。コストをかけずに適切なものを集めるのは難しいですが、面白いものです。
香川県善通寺市のハイフィールズファーム(HFF)では、大麦の糠(高畑精麦の加工副産物)等を使って、オーガニックな農業を営んでおります。無農薬野菜や自然食にご興味ある方は、どうぞご連絡下さい。
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