先日、お世話になっている農家の方から、ただで獲って構わないから、とあるミカン圃場に連れて行ってもらいました。なんでも、そこの生産者さんが、高齢で収穫できなくなったので、ということらしいです。

その圃場の面倒は、お世話になっている方が来年から見られる、とのことですが、後継者というより担い手不足は深刻です。単純に農業で飯が食えるのか、という現実は、研修先でも地元でもざらに見ていますが、やはり聞けば聞くほどカナシイことではあります。

ミカン自体は小ぶりですが、とても美味しいもので、ただというのが申し訳ないほどです。おそらく、海外に出したらかなりの高評価を受けるんじゃないか、と思っています。それ故にやはり、もったいないなあ、の一言です。

構造的な問題と分かっていても、自分の身近にあれば、どう解決すれば良いのか、とついつい考えてしまいます。そして、答えを出せない自分の力の無さを、再確認するだけではありますが・・・。

香川県善通寺市のハイフィールズファーム（ＨＦＦ）では、大麦の糠（高畑精麦の加工副産物）等を使って、オーガニックな農業を営んでおります。無農薬野菜や自然食にご興味ある方は、どうぞご連絡下さい。

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