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有機農業をやっていると、フツーはエコなヒトと見られるかでしょう。もっとも私の場合は、全然無いですし、またそうとられると、恥ずかしいというか申し訳ない、と思っていますが。

でも、農業って自然保護と対極の部分が大きいはずで、石油燃料をガンガン使っているし、圃場は環境改造のタマモノだし、と考えてしまいます。

大きく言えば、そうやって人は生存競争に打ち勝ってきましたし、化学肥料や化学農薬は、その過程で必要なものだったのだろう、と思っています。もし無ければ、人はどこかで滅亡していたかもしれない、とも。

そして、現在は人が増え過ぎて、いろんな影響が顕著化してきています。環境問題はその最たるものでしょうし、有機農業はそれらへの反省、として始まったようなものかと思っています。

現在は、反省から新しい可能性、としての捉え方が強くなってきているような気がしますが、拡大・成長・競争の市場主義と、どんな折り合いをつくか、がマダマダ見えません。大きなお題目は考えてもこの位にして、後は個人的な観点から考える程度です。

香川県善通寺市のハイフィールズファーム(HFF)では、大麦の糠(高畑精麦の加工副産物)等を使って、オーガニックな農業を営んでおります。無農薬野菜や自然食にご興味ある方は、どうぞご連絡下さい。

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