以前にも書きましたが、今年の夏はソルゴーとセスバニアを混播しています。自然農法国際研究開発センターの榊原先生のアドバイスに従ってです。耕盤破砕がメインの目的でしたので、昨年まではセスバニア一本でやっておりましたが、なんとなく面白そうな感じがしましたので。
それぞれの緑肥の土壌改良の対象は、根の形状から、ソルゴーは表層の土を抱え込むようになり、土の団粒化を促します。セスバニアは深層の耕盤を突き刺すようになり、排水性の向上を促します。湿気に対する強さも違うので、HFFでは、混播して両方がムラなく生えれば改良の成果ありか、と考えています。
だが意外とこれが難しく、現時点ではやはり排水性が悪いせいか、全般的にセスバニアが優勢です。セスバニアの根が深く入って耕盤破砕が進めば、次回はソルゴーが増えるはず。香川県の土は手強くて、オーガニックの道はマダマダこれからですが、緑肥一つとっても奥深く、面白いものだと改めて思っています。
香川県善通寺市のハイフィールズファーム(HFF)では、大麦の糠(高畑精麦の加工副産物)等を使って、オーガニックな農業を営んでおります。無農薬野菜や自然食にご興味ある方は、どうぞご連絡下さい。
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